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レーズン酵母液から元種を作ろう!

さて、元気な酵母さんはできましたか?

ここから、だんだんパンに近づいていきますよ。

 

まずは酵母さんと強力粉・水を混ぜて「種」と呼ばれる酵母が入った生地をつくります。

この生地を何回か「種つぎ」することで、安定して増える酵母さんができてきます。

レーズン酵母液の保存方法

ビンの中の酵母液は、レーズンを入れたままで冷蔵保存します。

できるだけ温度変化が少ない冷蔵庫の奥の方にしまっておけば、1ヶ月ぐらいは保管が可能。

お好きな時に、下記の要領で起こして使ってください。

 

冷蔵していても、酵母さんはちょっとずつ発酵を続けています。

たまにフタを開けて、たまったガスを逃がしてあげてくださいね。

酵母さん起こし1代目

【材料】

リスドオル 30g

塩 1g

ビンの中で発酵した液 50g

 

【容器の準備】

300mL以上入るボウル、またはフタができるタッパーをきれいに洗剤で洗っておきます。(煮沸はしなくてOK)

 

【作り方】

  1. 容器に材料をすべて入れて、シリコンヘラや平らなスプーンで混ぜます。ちょっと粉っぽいぐらいでOK。
    フタまたはラップをします。
  2. 27℃ぐらいの温かいところに6〜8時間置いておきます。
    生地の厚みが1.5倍ぐらいになって、底からぷつぷつと穴ができて全体がふんわりした感じになれば、酵母さん1代目はできあがり。

酵母さん2代目

【材料】

酵母さん1代目 全量(80g)

リスドオル 80g

塩 1g

水(浄水器を通した水道水) 120g

 

【作り方】

  1. 1代目の酵母さんが入った容器に2代目の材料をすべて入れて、シリコンヘラや平らなスプーンでよく混ぜます。
    やはりちょっと粉っぽいぐらいでOK。フタまたはラップをします。
  2. 27℃ぐらいの温かいところに4〜5時間置きます。1代目より時間は短いですが、生地の厚みが2倍ぐらいになって、底からぷつぷつと穴ができて全体がふんわりした感じになれば、酵母さん2代目はできあがり。
    焼いている途中のホットケーキみたいな感じです。
  3. このまま次のパン作りに進めますが、できれば一晩冷蔵して休ませてあげるとより発酵する力が強くなります。

さあ、次はいよいよピザ作り!

こちらからどうぞ。