誰も気づいていないこだわりポイント、こっそり紹介。
今度ご来店いただいた際、確認してみてくださいね。
かくれ家のカウンターの上には、木の「すのこ」が敷き詰めてあります。
これ、実はうちの姫の手作りです。
よーく見ると長さも厚みも不揃いなので、なんとなく気づいていた方もいらっしゃるのでは?
内装工事をお願いした業者さんに、カウンターと同じ長さの足を切っておいてもらって、
高級床材メーカー朝日ウッドテックさんからいただいた無垢の木のはぎれをはりつけたのが、
いま売り場にある長いすのこ。
姫がオープン前に数時間かけて仕上げた大作です。
使っている木は4種類。
おいしいブラックチェリー、香ばしいウォールナット(くるみ)、あま〜いメープル、妖精が住むオーク。
きれいな年輪や、きつつきがつついた跡が残る天然の木ならではのやさしい佇まいも、かくれ家のやわらかい雰囲気づくりに一役かっています。
かくれ家で、「まつり的なもの」として始まった 【一刺し行こうぜキャンペーン 王様危機一発!】
1会計につき1回、プスリっ!と刺していただけちゃいます。
これ、極めてシンプルですが、やってみるとなかなか楽しいですよ。
なんせこの王様、見かけによらず意外に飛びます。
スタッフ側もいつ飛ぶか実はドキドキします。
そして、もし運よく王様を飛ばすことができたら、なんとお好きなパンを1つプレゼント!
王様もよろこんでキッチンから飛んで出てきます!笑
おもちゃではありますが、お子さんだけでなくオトナの皆様も 是非一度お試しを。
飛んでも飛ばなくても、みんなが楽しい気持ちになっちゃう「王様危機一髪」。
みなさまの挑戦、お待ちしております!
もうお気づきの方も少なくないとは思いますが、王様のかくれ家には本棚があります。
店の前をたくさんの小学生が毎日通学されていることもあり、何かお子さんに喜んでいただけることはないかと考えて設置しております。
スタッフに一声かけていただければ、店の前に設置したテーブルなどで自由に読んでいただいてOKですよ。
もちろん大人のお客さまでも楽しめるようなラインナップをこころがけておりますので、是非ご覧になってみてください。
ちなみに、個人的オススメは『サンタのなつやすみ』。
いつ読んでも季節外れのような、季節外れじゃないような本ですが、良かったら一度開いてみてくださいね。
ひっそりパン棚の下の水槽にいるくらげたち。
目線が高いオトナには見えませんが、お子さんたちはクギヅケに。
「ねぇ、これほんもの?」
「くらげかもしれないし、くらげじゃないかもしれない。」
本棚にある「りんごかもしれない」みたいな問答ですが
さあ、生きているんでしょうか・・・
じーっと観察してみてください。
これまたカウンターの下に座っている、大きなレゴくん。
実はぜにこ、小さい頃からレゴが大好き。
お城を作ったり、モーターつけてお船を水に浮かべたりしていました笑
そんなわけで、どうしても大きいレゴくんをお店に迎えたくて
制服のキャップと前掛けもお誂えしました!
レゴくんがおひざに乗せている「パンのカード」、同じ種類を3枚集めるとパンがもらえます。
ぜひぜひコレクションしてみてください!
レゴくんも締めている「前掛け」。
パンの配達のときに「酒屋さんなの?」と声をかけられたりします。
たしかに酒屋っぽい?
この前掛け、どうしても「和」の雰囲気にこだわりたくてオリジナルで作ってもらいました。
伝統的な製法を守っておられる豊橋の「縁ing (エニシング)」さんにお願いした、しっかりした厚みの前掛けです。
すてきなページでうちの前掛けをご紹介いただいてます♫
実は前掛けって、コルセットと同じ原理で、腰を守ってくれます。
重いパン生地を持ち運ぶパン職人には大事な機能!
そして、布地が丈夫なので、あるていど熱いものも持ててしまいます。
急いでいて軍手をはめてないときなど、熱々の鉄板を前掛けでつかんだりしてます。
ね、前掛けってパン屋にピッタリなんです!
そんな思いを汲んでくださっていたのか、なんとエニシングさんがBSテレ東に取材された際に、当店の前掛けを取り上げてくださいました♫
Youtubeの4:02ぐらいから、はずかしながらぜにこが前掛けの魅力を語らせていただいております。
これをきっかけに、使いやすい厚みの2号前掛け・かくれ家版も店頭で販売中です♪
前掛けに大きく入っている「醸」のマーク。
これなんなの?とよく聞いていただきます。
「じょう」ではなく「かもす」と読んでください。
王様のかくれ家を運営する「株式会社われかもす」のロゴです。
変な名前ですよね笑
でも実は、ちゃんと深い理由があります。
それが、この写真。
こちら、宮崎県日南市で伝統的な焼酎を作っている酒蔵王手門さんの夏向け芋焼酎。
その名も「銭にあらず」!
ぜにこ的には、「銭」だけに・・・ただのジャケ買いでした笑
でもこれがすっきりとして美味しいんです。
そして何より、心を打たれたのは、瓶の上についている黄色いタグ。
「己、醸す理は銭にあらず」
「銭のため」ではなく飲み手の「美味しい」のために作っているという、職人としてのこだわりと想い。
わたし自身もまさにそんな気持ちでパンを焼いているので、社名を「われかもす」としたわけです。
このロゴ、なんの形に見えますか?
お客さんから実際に言われた反応としては・・・
・かわいいけど、なんですか?(大多数)
・くまさんですか?(ん〜横顔ですかねぇ)
・ブリオッシュですか?(アテットですね!パン好きっぽいコメント)
さて正解は・・・酵母です!
醸してますからね。
酵母というのは「出芽」といって、増殖するときにちいさい芽を出し、それが大きくなってプチン!と切れて、子どもができるんです。
くまの耳にみえた部分は、出芽している子どもの酵母。
酵母さんがすくすく育ってくれるから、毎日美味しいパンが焼けるんです。
発酵という生物の営みに感謝を込めた、ぜにこお手製のロゴマークなのでした。